こんにちわ、さんた屋です。

馬蹄コインケースを作るときの難関はやはり駒合わせ縫いですよね~。
型紙を決めるためには繰り返し作らないといけないわけですが、その際もこの縫いで心が折れて挫折しそうになります。

この図↓↓↓で、上の半円が胴、下の横長がマチだと思ってください。
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Aの部分は長さも穴の間隔もいっしょなんですが、BとCは縫う距離が違うので厄介です。
当然Cのほうが縫い線の距離が長いので、等間隔に穴をあけるとマチのほうが穴数が多くなります。
これ、穴数が違っても「目を盗む」という方法で一個前の穴に戻すことで調整ができるのですが、斜めに針をささなくてはならないため「ぐぎぎ」ってなるし、革の中で糸が斜めになっているのを想像するとちょっと気持ち悪いというのがあります。別に外から見えるわけじゃないのでかまわないのですが、自分で書いたプログラムのソースコードがあまりきれいに書けていないみたいな、そんな感じがしてしまうのです。

そこで、最初から穴数が揃うようにCエリアには少し広め、Bエリアには少し狭めになるように目打ちを打ってしまえば、先に述べた「目を盗む」をしなくて済みます。
・・・と書くと、見えないところで糸が半歩戻る(目を盗む)よりも、縫い穴の間隔が一定でないほうがよっぽど気持ち悪い、という人もいるかと思います。
けれど、マチは曲げながら胴に貼るので、Cのエリアは等間隔に目打ちを打ったとしても組み立てる際にはどのみち間隔は広がるのです。裏を曲げ貼りしている場合はなおさら。
どうせ穴間隔変わっちゃってるなら穴数揃えちゃうほうがいいじゃん、と考えてます。

手順としてはまずマチ側を先に穴あけしてその数を数えて胴の側に打つ。
胴の側、弧の上の2点を指定された穴数で当分割するためには辻褄くんタイプRが便利です。
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ただ、もっというと、目数を数えるのもかなりめんどくさくて、結構イライラする作業です。

で、最近僕はこんなふうにしてやってます。
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胴には縫い線とA部分と中心だけマーク(菱目打ちでもOK)しておき、マチを貼ったあと、マチと胴を斜めに見くらべながら胴の穴あけ位置を決めるのです。
ここでタイプRを使うことをお勧めしたいのですが、なんなら使わなくてもできてしまいます(爆)
とにかく、こうすると目数を数える作業すら簡略化できてしまうのです。
あとは、菱錐で穴をあけて縫う!「だけ」

穴あけには、アングルセッターをご活用いただくと安定した角度で穴あけできるようになりますよ。
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